2014年8月自宅オフハブベアリング洗浄・調整
最高速号(W124 300E−24)
長いこと整備をしていませんでしたがようやっと夏休みを利用して弄ってみました
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ハブ周辺の図 |
色々な種類のグリス |
今年のテーマ『フリクションの低減』第一弾『ハブベアリングの調整とグリスアップ』
ちと大げさですがいまいちタッチの気に入らない「DIXCEL」を純正に戻すついでに
ローター(Ate中古)パッド(純正新品)ステンレスメッシュホース新品に交換
ついでにハブベアリングのグリスアップのクリアランスの調整などを行う予定です
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DIXCEL Mタイプ |
純正新品パッド+ステンレスメッシュホース |
純正パッド番号0054200220と0054201720
10年振りに交換する新品ステンレスメッシュホース
いつもの作業です サクサクサク
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オイルで汚れているアンダーカバー |
あっという間にここまで |
外した「穴開き夏用アンダーカバー」オイルで汚れています(これが大事件に)
ヒント 「オイルはエアコンのコンプレッサーオイルです」(笑)
ジャッキアップして馬かけてタイヤ外してキャリパー外してローター外します
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工具たち |
旧旧ローター比較 |
3/8のBETAと1/2のKTCどちらも使いやすいです
六ヶ月間乗らなくても錆びない2年使用のDIXCELのローター
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自作キャップ外しSST |
ちょっと汚れているグリス |
何年かぶりに使う
「キャップ外しSST」やはり便利です(^^)
グリス交換
は2004年8月99470km時ですので10年25500km振りです
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ハブプレートを外したシャフト |
中は汚れている |
傷を付けないようにハブプレートを外しますベアリングが落ちますので注意
ベアリングを洗浄してグリスアップ(グリスを押し込む)します
(手がベトベトなので写真が撮れません)
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純正の緑色のグリス |
一応取り付けて完成 |
純正グリスは150gなので75gですとりあえず40gをシャフトに塗りつけます
ナットを取り付けて完成?いやこれからタイヤを付けてクリアランス調整です
今回は
ゲージを使わない
『簡単なクリアランス調整法』 です
そうは言ってもタイヤ付けてクリアランス左右診てタイヤ外して
調整してまたタイヤ付けてクリアランス診て調整 汗だくです
クリアランス調整が終わってキャリパー付けたらステンレスメッシュホースの交換です
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旧ステンレスメッシュブレーキホース |
新品ステンレスメッシュブレーキホース |
2003年9月96600km時(11年振り2万8千キロ)に取り付けたホース
新品GOODRIDGEのW124用ステンレスメッシュブレーキホース
ステンレスメッシュホースは劣化が分からず突然金具がポッキリ折れるそうです
ゴムホースならヒビ割れで劣化の程度が分かるのでプロの整備士は嫌ってます
ちなみに航空機などでは飛行時間で強制的に交換するそうです
ブレーキホースなどの交換には
『クローフットレンチ』 が便利(必要)です
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新品ホースと工具たち |
クローフットレンチの使い方 |
古いホースのサイズは上側が14mm(車体側は11mm)キャリパー側が14mm
新しいホースが上側が17mm(これが普通)キャリパー側が14mmでした
締め付けトルクは上側が15Nm キャリパー側が18Nmです
『ステンレスメッシュブレーキホースに交換』 を参考にして下さい
これで前側が終わりました(汗)タイヤ付けてウマ外して今度は後輪を上げます
東京でも頻繁に地震があります四輪にウマをかけるのは危険です
このようになるべく前側と後側を分けて上げる方が良いと思います
リヤブレーキパッド・ステンレスメッシュホースの交換は簡単なので省略
最後に
『エア抜き』をして終了です今回は助っ人が来てくれたので
『二人でやるエア抜き』 で簡単に終わりました
2014年夏休みの整備次の作業は
『ワイパーのグリスアップ』 です