W124ワイパーのグリスアップ

経年劣化でワイパーギヤが破損するそうです(^^;

経年劣化でグリスが固まりギヤが破損するそうですそうなる前にグリスアップをします
持っているグリスたち今回の主役は『プラスチックギヤ用グリス』です

色々な種類のグリス リペア用ギヤセット

今回使用したのは  『AZプラスチック用グリースジャバラ』 です
まずはワイパーを取り出します 外し方は 『ここ』 です

ワイパー本体 裏側の17mmボルト

ワイパーは亀と呼ばれる回転部分とそれを回すモーターに分かれます
ギヤは亀に入っていますので17mmのボルトを外して分解していきます

各部分の合いマークを忘れずに!

この部分を抜くのに苦労する なんとか外した状態です

苦労するはずですテーパー状でセレーションが切ってあります

写真にちょっとだけ写っている「ギヤプーラー」で外そうと思いまいしたが
爪がどうにも引っかかってくれません無理するとステーが曲がりそうです

潤滑剤を吹いて裏から叩いて外しました(^^;

横着をしてモーター側は外していない 小さなCクリップを苦労して外す

モーター側のステーは13mmで止まっていますステーを固定してから外します
今回はモーター側の分解グリスアップは省略(早くギアの状態を見たかったので)

散々苦労した「Cクリップ」の外し方(^^) 小さ過ぎてプーラーは入りません

沢山の工具たち 外れた亀部分

ここまででこんだけの工具を使います外したネジは順番に並べておきます
亀を真上(90度)に動かす とカポッと分離できます(^^)

さて問題のギヤは

ギヤとグリス 90度部分の切り込み

心配していたギヤの劣化は見当たりませんしかしグリスは・・・
90度部分の切り込み これで90度にしないと外れません

掃除とグリスアップをします

グリスアップ ステーの位置

プラスチックの歯車にもタップリと付けて元に戻します
今回は「亀部分」の分解グリスアップは省略です(こればっか)

合いマークで0地点(ワイパーが自然に止まる位置)とステーの角度を決める

ついでにこんな作業もしておく(だから時間がなくなる)(笑)

ブロアファンも掃除 新旧フィルター比較

さて翌日ドキドキしながら取り付けます果たして正常に動くのか

取り付け テープのマーキング

動作確認後取り付けてみます今回は亀の分解がないので一発で合いました
自然に止まる位置(止まっている位置)の間にテープを貼りこの間にくればOK

亀の分解やリンクを動かした場合位置決めに自信がない場合
亀側の17mmボルトを仮止めしておいてワイパーを動かして調整します

もっと詳しく知りたい方は 「ばらいそへの道」パノラマワイパー編 を参考にして下さい
参考になりました 本当にありがとうございます

(ワイパーの動きの動画を YouTubeにアップしました)
『https://www.youtube.com/watch?v=MjnCyGIi8lE』



この動きには本当に感心します


次は  「ワイパーブレードゴムの交換」  2015年改訂版です

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