W124 パワーステアリングホース交換

W124の場合10万キロぐらいで漏れてくる定番の交換部品です

準備編: 純正のパワーステアリング用ホースまたは
『トヨタ製パワーステアリングホース』などを注文

今回は「BS製耐油ホース」と「プロテクター」と「ホースバンド」を注文しました
こちら参考にさせてもらった 『ホースガレージ』 です

耐油ホース1mとプロテクター ホースバンド 純正との比較

ブリヂストンオイルホース(耐油ホース/PA306) 内径9.5mm
エアロフレックスチューブ(断熱チューブ)M06016  内径19mm
スウェーデンABAホースバンド 11−17最小外径11mm  4個

ホースを外すのでタンクを空にしておきます

自作のスポイト 空にしておく

パワーステアリングホースはカシメされた太いホース(純正しかない)
リターン側の金属パイプを繋いでいる 「長短2本のホース」 があります

ホースはインナーとリターンと二箇所あります

リターン側 この先にあります インナー側 太い一本ものです

漏れやすい長短ホースで止められている『リターン側』を交換します
この金属パイプの先にあります 大変見にくい処にバンドがあります

ホースバンドを緩めます (狭い場所です)

上側から見る 下側から見る

ホースバンドを緩めるには(+)ドライバーが必要です
押し付けると曲がってしまうしゆるいとなめてしまいます

邪魔なものをどかして両手でやるとなんとか緩んでくれます
この時にタンクを空にしても若干ですがオイルが漏れてきます

なんとか曲がっているホースを外します

新旧比較 内径を比較

長さは『350mm』です 新品はゴムの張りが違います糸が巻き込んであります
『トヨタ製パワーステアリングホース』 (プロテクター付き)を流用する方もいます

奥にある短いホースを外します (下側からの方が作業しやすい)

下側からアクセス 短いホース

奥の方はホースバンドを半回転させてアクセスすると外しやすいです
こちらの長さは『155mm』です バンドの跡が痛々しいです(^^;

取り付けです (ホースバンド・プロテクターは先に通しておきます)

ホースバンド頭7mm 耐熱プロテクター

ABA製ホースバンドは頭が7mmなのでこのようなソケットで締められます
最後に 「プロテクター」 を巻いて(先に通しておく)タイラップで止めて終了です

最後にオイルを補充します

空のタンク パワステオイル補充

パワーステアリングオイルを三角形の印の上まで多めに入れておきます
エンジンをかけずにステアリングを5〜6回まわして 「エア抜き」 をします

減った分オイルを補充します(冷感時なので三角形の印まで)
最後にエンジンをかけホースからの漏れを調べて終了です



次はリペアキットを使用したオーバーホール編です

「パワーステアリングポンプのオーバーホール」


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