2007年11月自宅オフその8

最高速号(W124 300E−24)新車の乗り心地を目指す編

秋の整備もいよいよ大詰めです脚周りを大幅に交換して新車の乗り心地を目指します
ただ予算の関係でフロントだけですけど(一応リヤ側はダンパーとスプリングのみです)

その2:ロアアームブッシュ取り付け

センター アルミカラー

まず古いブッシュを外します 最高速号(300E−24)は普通のアルミカラーです
最初「94年式E320」のロアアームをもらいましたがこれは短い中心のカラーです

これを外そうとしましたが短いカラーがどうしても外れなくて断念しました
最高速号のロアアームを再使用することにしましたこの形式のカラーは簡単です

まず左側からを外します
ブッシュ ロアアーム

ブッシュには前後の区別(ポッチが1個と2個)と向きの区別があります
外すときにはしっかり確認しましょう こういう感じです

ブッシュメモ ロアアームメモ

いつもメモ用紙を用意していて気が付いたことをメモするようにしています

ブッシュ外れたらグリスアップです
古いグリス 純正リペアキット

ブーツを締めている針金を外すとブーツが取れます 中はこのようになっています
ただこれはブーツが破けていないのでそれほどグリスは悪化はしていないようです
勿論、純正の「リペアキット」 A201−330−00−85 を用意してあります

新しいグリスを入れます
グリスアップ 取り付け完了

プロメカニック御用達「超高級グリス」です 分量がよく分かりません
ボールジョイントに付いている古いグリスをじっくり取り塗りつけます

ブーツに適量(多分)入れて取り付けます新しい針金がきつく苦労します

ブーツの圧入です
ブーツの位置決め 圧入スペシャル工具

ブーツの圧入ですが位置を間違えないよう注意しますポッチ三つですから後側です

ポッチ二個は前側です圧入する角度(切り込みの場所)は外す時にチェックします
このような圧入スペシャル工具を借りていますある程度までこれで圧入していきます

位置決め
前側ポッチ二個 後ろ側ポッチ三個

分かりづらくてすみません 前側と後ろ側ではブッシュの凹の位置が90度違います

今回の秘密兵器登場!
油圧プレス機 下側の圧入方法

工具屋さんの「ストレート」で購入した『3.5トン油圧プレス機』です
簡単に圧入できます(^^)小型なのでこのようなアングルを組みます

ようやっとロアアームブッシュの取り付けができました
前後左右8個ですが工夫と努力でDIYでも可能です(^^)


=============追記=============

2017年7月(実質11年約3万キロ走行)「JUST」さんにて 脚回りの整備をお願いしました
その様子は 『フロント脚周りの交換』でどうぞ 11年経った劣化具合がわかります




次は  「新しいロアアーム取り付け編」 です



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