一人でやるブレーキオイル交換・エア抜き

一人でもできるという『ワンマンブリーダー』を使った交換方法です

準備するもの

自作ワンマンブリーダー ワンウエイバルブ

市販(大体3千円〜4千円ぐらい)でもありますが自作もできます 必要なのは
「ワンウエイバルブ(熱帯魚用など)」と『シリコンチューブ』(内径4mm)です

(2人でやる 『ブレーキオイル交換方法』 はこちらです)

さて作業開始です

ジャッキアップ+ウマ ブレーキマスタータンク

安全のためジャッキアップしてウマをかけましょう 交換するためには4輪とも上げます
こぼれてもよいようにタオルを巻いておきましょう ブレーキ液は塗装を激しく痛めます

『エア抜き』はタンクの遠い方から作業をします後輪側からです(ハンドルで異なります)

ニップルの位置
9mmニップル スパイラル

メガネを使用する場合はホースをセットする前にメガネレンチを入れておきます
オープンスパナまたはフレアレンチを使う場合は先行にホースをセットします

注意事項
グリスを塗る ペットボトル

ブリーダープラグを緩める時にエアを噛まないようグリスを塗っておきます
(気休めでしょうか?効果あるのかな)

実際にやってみると(今回が初めて作業です)かなりシビアな作業です

このような感じで作業をすればよいと思います(私見ですが)


プラグを緩め過ぎるとペダルが戻るときにエアを噛んでしまいます
プラグの緩めが少ないとオイルが出ていきません

そこでまず最初にメガネ(フレアレンチ)で緩めます
次に手でプラグを軽く締めますこの状態でペダルを踏んでみます
ペダルを踏んでも下がっていかない場合はプラグを数mm緩めます
ペダルをグッと踏んだときにゆっくりペダルが下がっていく感じで
この状態でペダルをグ、グ、グィ〜と踏んでオイルを出していきます

これを2周ほど繰り返します ブレーキタンクのオイル補充を忘れないように
(4箇所×2周で計8本のタイラップを使います沢山用意しておきましょう)

という訳でこの『ワンマンブリーダー』は慣れてない方にはあまりお勧めできません
できれば二人でやる『エア抜き方法』がよいと思います

やり方は 『二人でやるエア抜き方法』 をどうぞ


ブレーキ関係ですから最初は経験のある人のアドバイスを受けて下さい
ブレーキ関係は他人に危険を及ぼします 充分気をつけて下さい



一人でしか出来ない方はちょっと高いですが 次の

『一人でもエア抜きができる加圧式ブリーダー』  をどうぞ




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