こうして命名されました(^^)
青い鳥号

青い鳥号誕生秘話

2003年初夏ようやっと一年半ぶりに続編を書くことができました
プライベートなことを公表されるのを快く承諾してくれたはなまるさんに感謝します

翌日10時集合です(^^)九州からの翌日ですがここまできた以上断れません

実は興味深々です

正面 後ろ

オークションからの写真です 怪しさ一杯です

サイドビュー リヤビュー

オークションで出品された時の写真ですが、どんなもんでしょう(^^)

93年式320E 無改造個人売買3オーナー とあります
スモークフィルムとかブラックテールは改造ではないんでしょうか

400E 後ろ姿

駄目だった400Eこちら方はなんとなく品があります



さて当日

川崎某洗車場に3人集合しましたです(勿論はなまるさん・イソジンさん・すずたかです)
約束の時間待つこと10分 売り主(出品者)がきました なんと窓開けて咥えタバコです
なんだかな〜

軽く自己紹介の後さっそく試乗です はなまるさんとイソジンさん
二人でなにやらいじった後 出発していきました

(実はその時点で自分はこのクルマなら大丈夫みたいな感じを受けました
確証はありませんがカンです)

取り残された売主と二人暇なのでこっちは最高速号の試乗です
「下のパワーはないが上の回転域で面白い車だ」「しっかりした車ですね いいなァこれ」
なにやら気に入った様子ですが売る気はありません

さて試乗から戻ってきて本格的な商談が開始されました

は: 「なんでこの車売りたいのですか」
売: 「女房にはもう少し小さな車を 自分は今度はE400を買いたいと思っているからです」

まさか九州のではないでしょうね(笑)

は: 「事故車ですね」
売: 「ええ 前のオーナーの時に後ろ交換してます あと鈑金と塗装もやっていますね
  自分が買ったときに高速飛ばして真っ直ぐ走るので構わないと思ったんです

  乗ってみてしっかりしているし自分はあまりそういうこと気にする方ではないんです
  要は真っ直ぐ走るかだと思ってます」

うむその通り

は: 「修理整備歴など分かりますか」
売: 「自分は3ヶ月しか乗ってないのでオイル交換ぐらいでなにもやってない
  あとはこの整備記録簿見て下さい」

なぬ整備記録まであるってかポイントたかいぞ

は: 「もしこれに決めたらどうなりますか」
売: 「あなたが決めたらその時点でオークションは取りやめますあの価格でいいです」

いくらだったかな?格安だったのは確かだぞ

は: 「もう少し見させて下さい」
売: 「どうぞ 構いませんのでゆっくりよく見て下さい」

こうなれば何処までも納得するまでやって下さい(^^)

だいぶ心が傾いているのが分かります 実際話してみると最初の印象より
感じの良い売主さんみたいです(売り車でタバコ吸うなよ)

なにもしないのも悪いので自分も乗ってみます さすが320Eチカラあります

古いボディで新しいエンジン93年式のW124って結構良いんです
(94年LOOKなんて意味無いです)

ボンネット開けてエンジン見ましたがオイル漏れもありません結構いいんでないの(^^)

例のごとくマットからスペアタイヤまで降ろして点検です
ここまでくると売主の前だからという遠慮はなくなってきます

トランクの修理跡 特に塗装が酷いですもう少し上手くできないものかな
でも他には悪いところないそうです

決まり! これ自分の意見 買っちゃえ(笑)

とりあえずその場での即答は避けて夜に返事をする ということに決めました

それまでに売れてしまったらあきらめることにいたします
(縁がないということですね中古車ではよくあることです)


売主さんとはここで別れて三人でミューティングです

は: 「整備記録簿見たけど最初のオーナーは良く整備している ちゃんとヤナセで交換していた」
イ: 「乗った感じもパワーあるよ」
す: 「見た感じも良いし事故車ってことが納得できればお買い得品だよね」

は: 「う−−う−−−−むむ う〜〜〜〜〜むむむ」

さて次の行動です 昨日の中古車屋さんに行きます

中古屋さん W124

昨日目を付けていたE280LTDがあります

右ハンドルワンオーナー(女性)無事故無改造記録簿付き一年保証付きでも高いんです
結構小傷があってかえってそれが気に入ります(事故を隠していなそう)
試乗しても速いですし内装も綺麗です文句ありません でも高いんです(笑)

訳の分からん格安320Eか 出処が確かな相場価格のE280か
う−−−−−−−ん悩ましい〜 う〜〜んどうしたものか


とりあえずお茶して考えましょう

色々な意見がでます 320EvsE280LTD普通なら結論でています 勿論E280LTDです
中古車とはいえ看板掲げてます無理もきくでしょう し・か・し・100万円違うんです100万円!

100万あれば充分整備できる 例えAT駄目でも直せるしエアコン駄目でもおつりがきます
やはり1049エンジンの225馬力は魅力だし・・・E280は200馬力後悔するのもやだし・・・

でもあのE280LTDは良かったな 1速発進だから速いし程度良いしエアコンも心配なさそうだし・・・
あっあのクルマにはサンルーフ付いていないタバコは吸わないけどサンルーフ必要だよなぁそうすると320かな
でもなあ・・・程度かな将来性かなうう〜むむむむむ

あれ、そういえばイソジンさんはE280のオーナーだった(^^;
とりあえず今日は解散 結論をだすのはオーナーだし



で、どうなったかというとその夜のうち320Eのオークションは消えてました

じゃーん青い鳥号の誕生です (最後の判断はハーネスの交換済みだったそうです)

勿論こっちはサンルーフ付きです

青い鳥正面 青い鳥サイド


単純に色が青いから「青い鳥」ではなくすぐそばにいたぞ青い鳥から命名しました
(意味の分からなかった人はお子さんからメーテルリンクの童話聞いてね)

九州まで行ったのも無駄ではなかったです(少なくても自分には)

さて素の93年式320Eを上の写真までモデファイルした足跡は後日報告します
これで長年の夢だった「九州オークションの旅」続編「青い鳥号誕生秘話」を紹介できました



オーナーからのレスで是非これだけは追加してくれとのことで

決心したからには行動あるのみです その晩にはえだまめさん立会いのもと
ファミレスで売り手と落ち合いました
現金(九州の旅で現金用意してあった)取り引き後クルマ引き取ってとりあえず
えだまめ宅に置かせてもらいます

早速今あるC36の解体いや部品(用品)取りですカーナビやらオーディオやらレーダーなど
沢山付けたもの外していきます(HIDもあった)そうしながら今度はこのクルマの嫁ぎ先です
高く買ってくれる人探します


結論:クルマは買うより売る方が難しい(^^;

どうにか売り先も決まり青い鳥号を引き取ってきたのは1週間後でした
この1週間本当に忙しかった寝る間もなかったぐらいです

とのこと お疲れ様でした


次は 青い鳥号適正化のお値段編  をどうぞ



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