W124ブレーキホース交換
10年も無交換なら固くなってきます ひび割れしていると車検も通りません
*安全装置ですから慎重にやって下さい決して無理はしないように
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純正ブレーキホース |
ステンメッシュホース |
純正タイプのフロントブレーキホース(ステンメッシュに交換する人多いです)
「ステンメッシュブレーキホース」といえども定期交換しなくてはいけません
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ブレーキホース上側 |
ステンメッシュホース |
右側の写真でコ字型の金具が見えます重要な部品ですから無くさないで下さい
外すときにはこちら側から外します17mm(ホース側)と11mm(パイプ側)です
作業始める前にCRCのような潤滑剤を吹いておきましょう
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潤滑剤 |
漏れ止め |
パイプ緩めるだけでブレーキオイルがたれてきます
○:
リザーバータンクのキャップにビニールを被せて空気を入れないようにする
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○:
外したらすぐに栓(それ用のホースがあります)をする
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○:
誰かに押さえてもらう など対策考えておきます
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各種レンチ
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フレアレンチ |
クロウフットレンチ |
フレアレンチは9mm(エア抜き用)11mmが必要になります
クロウフット(鳥の足)レンチセットなら各種サイズがあって便利です
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クローフットレンチ使い方 |
エクステンションバーで延長 |
クロウフットレンチはこのように使いますエクステンションバーで延長できます
メガネレンチなどが入らない場所などに使います(W202のダンパー交換など)
最近はこれを使っています
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ロッキングプライヤ(バイスグリップ) |
スタビレーコンビネーションレンチ |
掴んだら離さない『ロッキングプライヤ』使い方は
「こちら」 を参考にして下さい
バイスグリップ(VISE GRIP)というのは商品名です
STALWILLE(スタビレーコンビネーションレンチ)
思い切って買ったものですが安物のクロウフットレンチより安心感が違います
11mmと17mmを組み合わせてパイプ側のナット(11mmの方)を緩めます
17mmのホース側のナットは固定する感じです
違う写真ですがダブルスパナの例です
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ダブルスパナ |
燃料ポンプ |
絶対になめないようにしましょう!
万が一なめたらロッキングプライヤーなどで無理やり外します
駄目になったら新品のパイプを用意します(デーラー注文でとても高価です)
緩むとすぐにオイルが流れてきますが外れたらすばやく目止めをします
次にキャリパー側のナット(14mm)を外しますこちら側は比較的簡単です
以上でブレーキホースは外れました今度は新品のホースを取り付けます
取り付けは、下側(キャリパー側)からです
14mmのクロウフットレンチかフレアレンチで締めます
手で真っ直ぐに入れてから締めます絶対にかじらないよう注意して下さい
締め付けトルクは18Nmです
下側が決まったら上側を取り付けますが曲がりやねじれに充分注意して下さい
ABSの線やセンサーの線を通します方向を外すときに見ておきましょう
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ねじれない様に注意 |
大変難しい上側 |
コの字型の金具を忘れないように!位置も確認しましょう
直にパイプを入れていきます固いですがある程度まで手で回します
11mmと17mmをダブルスパナの要領で締めつけます
締め付けトルクは15Nmです
以上で終了ですがステアリングを左右に回してみて余裕があるのを確認しましょう
ジャッキアップしてあると結構ギリギリの感じですが下ろすとちょうどよくなります
フロント側純正番号:129・428・00・35 約6千円
リヤ側純正番号:126・428・03・35 約4千円 (参考)だそうです
実用性も高い
「ステンメッシュブレーキホース」
への交換方法はこちらで
リヤホースも基本的には同じですが狭いので注意が必要です
最後はエア抜き
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ワンマンブリーダー |
エア抜き |
最後に
「エア抜き」
をしますホースから漏れがないか確認して下さい
こぼれたブレーキオイルをよく拭いて作業終了です
次はブレーキ関係で必ず必要になる
「ブレーキオイルのエア抜き」