古〜い家の台所をリフォーム
(台所 キッチン リフォーム 床 張替え DIY 施工 補修 根太 大引き プラ束 )
もうじき百年になろうとしている古い家に住んでいます(ここで生まれました)
台所だけは40年前に改築しました(ついでに小さな二階を造りました)
一部床が抜けてギシギシいったりしています土台も怪しいです
壁のペンキ塗り、棚の撤去(だいぶ明るくなった)整理整頓を終えいよいよ床の番です
さて前振りはこのぐらいにして2日間(2015年6月27日〜28日)で
台所をリフォームしたお話です
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新しい冷蔵庫と掃除済みキッチン |
汚らしい床 段差のある繋ぎ目(笑) |
棚を外して陽当たりが良くなった台所と汚いジョイント式クッション床材
畳の部屋(こちらは築80年以上?)と段差があります畳も曲がっています
クッション材の下に板を引いて床が平らになるよう工夫しています
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屋根裏に通じる梯子 |
買い替えたガスコンロ |
緑川棟梁の創意工夫二階(屋根裏部屋)に通じる梯子(忍者屋敷と呼ばれてました)
最近買い替えた「ガスコンロ」勿論「IHクッキングヒーター」ではありません
構想としては柱下の土台を上げて「大引き」を平らにして「根太」の補強
床材を平にしてその上に薄型フローリングを敷く といった感じです
まずは材料の準備
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土台のコンクリートとプラ束 |
固定するボンドと防腐剤 |
昔の家なので「独立基礎」です下は土?ですので土台のコンクリート平板と
「プラ束」と言われるプラスチック製の束(つか)高さ調整ができます
コンクリート平台とプラ束を固定するボンド「UM620」
木材防腐防虫剤「スーパーソート21」刷毛で塗っていきます
まずは準備です邪魔なものをどかしていきます
(残念ながら冷蔵庫と食器棚は動かせませんでした)
波打っている畳を上げます昔の家ですので畳の下は薄い板です(^^;
根太に打っている釘を抜けば床下が見えます何があるのか・・・
恐ろしくてこの写真を撮っている余裕がありませんでした一応掃除をしてプラ束を
セットした様子です
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プラ束をセットした様子 |
崩壊している土台の石 |
クルマ用のKYB油圧ジャッキで持ち上げて水平をとりプラ束をはめ込む
土台のコンクリート平台を敷いてボンドで固定する上側は木ねじで固定する
根太大引きなど周辺の木材には防腐剤を塗りまくる(笑)
床下の掃除防じんマスクをしていても頭がクラクラしてきます
反対側の土台も修正(こちらは崩壊していなかった)して畳は終了です
この部屋も後日ゆっくり修正していく予定です
台所にとりかかりますまずは床を剥いでいきます
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点検用の床材?板が違います |
長い床材を根太の上で切る |
床のガタガタする原因はこの向きの違う2種類の床材だからでしょう
右側は長い板が使われているので根太の上でカットしました
床材を剥ぎますと
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ブラックホール(笑) |
なんだこれ |
めげそうになりますが後戻りはできませんまずは床下の掃除点検です
水回りはレンガ積みになっていて大丈夫そうです(多分)
同じようにプラ束をセットして大引き・根太の補強をして防腐剤を塗布します
床材を置き根太を動かして高さを調整します全体が面一になるよう繰り返します
全体的に平らになった処でカンナをかけます(このために電気カンナを買った)
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電気カンナPLAー110 |
ツライチになるよう削る |
カンナは02mmにセット段差をなくすように削っていきます
物凄い音と削りカス!掃除をかけながら削っていきます
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カンナと掃除機 |
サンダーで仕上げる |
段差は面取りをして緩いアールをつけました完全に平にはなりません
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うむむむむ |
あれれれれ |
ま、こんなもんでしょう(^^)次は床板を固定します
フロア釘を打つ
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釘を打って固定する |
雑巾がけ |
掃除をして雑巾がけをします次はいよいよフロア材を貼っていきます
次は
「フロアを貼り付ける編」 です