W124のパワステポンプ整備2

パワーステアリングポンプオーバーホールその2

『パワーステアリングポンプ本体』を外すことができました
『パワステガスケットキット』 を使いオーバーホールです

パワーステアリングガスケットキット(純正)
A 000 460 48 61 オーリングとオイルシール

純正番号 000 460 48 61 定価10920円(2009年当時)
ちなみに一般的な『ZF製』は 000 460 47 80 だそうです



パワーステアリングポンプの分解です

タンクを外します 後方のプレートを外します

タンクは底にある  『E8』 トルクス3本を外します
後方のプレート『13mmボルト』を外します固いです

ボルトを外すとパカッと外れますその訳は
スプリング オーリング小2個

こんなスプリングで圧をかけていますこれが延びます
ここに小さなオーリング2個使われています交換です

オーリング大・中 こことここ現物合わせです
オーリング大 オーリング中

ポンプ側を分解します
上の写真左側を分解します サークリップ

位置決めのピンがありますが一応「合いマーク」を付けてます
小さくてちょっと苦労した「サークリップ」を外します これで
シャフトを抜くことができます 「オーリング外し」が役にたちます

バラけるのを防ぐちょっとしたアイデア
輪ゴムで止めておく オイルシール

10枚のプレートは遠心力で動くようです 固定されていません
オイルシールを交換します 壊して外して22mmのソケットで打ち込みます

組立てていきます
位置決めピンがあります 三箇所のワッシャー

シャフトを入れてサークリップで固定します ロータリーエンジンみたいです
3個なのでタンクを止めている『E8トルクス』に使われていると思います

もう一個の『小さなオーリング』はとうとう分かりませんでした?????



さて次はパワーステアリングホースの交換です
耐油ホースとプロテクター ホースバンド

お馴染みの『リターンホース』です 今回は定番の『トヨタ純正ホース』でなく
『ブリジストンオイルホース(耐油ホース/PA03シリーズ)』 を注文しました
こちら参考にさせてもらった 『ホースガレージ.com』 です性能は抜群だそうです

最高速号は 「前回交換しています」 ので省略です


次はドレスアップ?実用的な効果がある

「パワステオイルクーラー取り付け編」



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