(W124 300E−24)エアポンプレスキット

W124のエアポンプとエアポンプレスキットについて

『エアポンプレスキット』の取り付けをしました 効果など分かりにくかったようで補足します

まず最高速号(300E−24)のエアポンプを説明します

取り出して掃除をした様子です
300E−24エアポンプ 下側のボルト

オルタネーター上部にある「エアポンプ」です このベアリングが心配です
以前お手伝いした   「E320エアポンプ交換編」 こんな例もあります

どうせならステーを外して両方の点検掃除をしてみたいです

外したエアポンプ 正面

13mmのボルト2本 後のホースと配線を外せば問題なく取り外せます
22mmのナットと5mmのヘキサゴンを緩めればベアリングが見えます

22mmナット&5mmヘックス 外れた!

インパクトレンチがあれば簡単ですがこんな風に外します
固定ブランケットを外します あれれれなんだか違うぞ!?

パーツナンバー DENSO製

DENSO製 000−140−26−85 084100−1130
パーツナンバーは同じです ピンを外してもボールベアリングは見えません
密閉型ベアリングが使われているようです 104−141−03−39


エアポンプの役割り

エンジンが冷えている時に触媒にエアを送り込み排気ガスを少なくする装置
(暖まればクラッチが切れプーリーだけが回るようになっている)

エンジンが冷えている時に「アイドルアップ」しているが
エアポンプとは関係がありません

こんなことにも(^^;
プーリー曲がり ベアリング壊れ

新しいエアポンプは密閉型ベアリングが使われているようですが
経年劣化でクラッチが壊れる ベアリング壊れる(異音がする)他

エアポンプの新品が17万円 クラッチのオーバーホールキットが5万円
ベアリングは国内規格でないため個人輸入でも1万5千円ぐらいです

そこで考え出されたのが 『BENZO SPL エアポンプレスキット』です

というわけで最高速号に取り付けました

横から 上から

横から 上から


エアポンプレスキットの特徴

●: 今までのステーボルトを利用して取り付けるので取り付けが簡単
●: 汎用のプーリーを使っているのでプーリーだけの交換が可能
●: Vベルト張り用の穴が二個あるのでベルトの調整が可能
   (ベルトテンショナーの負荷が少なくできるので結果長持ちする)


エアポンプレスキットのインプレッション

●: ただでさえ狭いエンジンルーム(特に排気側)が広くなった
●: 汚らしかったエアポンプが消えた(笑)そして軽量化(4kgぐらい)
●: エンジンが軽く回っている(ような気がする)
●: エンジン音が静かになった(ような気がする)特にベアリングの音


エアポンプのベアリングの異音で悩んでいる方、クラッチの寿命がが心配な方
邪魔なものを無くしてすっきりしたい方、軽量化したい方、今年のお勧めです

詳しいことはこちら生みの親 『BENZOのSPLな日々!』 にお問い合わせ下さい


車検についてですが最高速号は平成22年11月にユーザー車検を取りに行きました
エンジンルームの検査もありましたが何事も無く無事通過しました問題有りませんでした



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