W124フューエルアキュムレーター交換

最高速号(92年式300E−24)12万5千kmエンジンが暖まると加速しなくなります
色々な原因が考えられますがとりあえず『フューエルアキュムレーター』を交換します


Keジェトロニクスの宿命です一応10万キロ超えたら要チェックだそうです(^^;

この部品です ここにあります

アキュムレーターとは燃料の圧力を保つ部品で故障すると燃料の圧力が下がります

燃圧が下がった燃料は気化しやすくなるのでパーコレーションを起こしやすくなり
エンジンがかかりにくくなりますエンジンが冷えれば元の状態になり正常にかかります

他の要因も考えられますがなんにせよ 「KEジェトロニクスは燃圧が命」 です

『4−LEAVES』 で購入『BOSCH製フューエルアキュムレーター』
300Eー24の場合純正No「000 476 09 21」BOSCH「0 438 170 055」

さて作業開始です
ガソリン残量はなるべく少なくし バッテリーマイナス端子を外します

ジャッキアップ 燃料カバー

ジャッキアップしてウマをかけますタイヤを外して下に置いておきます
燃料カバーを外しますこのへんは  『燃料ポンプ交換』 をどうぞ

カバーを外すと幸いなことに手前にあります燃料ポンプより多少は楽です(^^)

ヒューエルアキュムレータとポンプ ヒューエルアキュムレータ拡大

ホース側はプラスネジ パイプ側は根元側が12mmパイプ側が17mmです
まずパイプ側をダブルスパナで緩めますその方が力が入れやすいです

12mmと17mm 漏れたガソリン

1: 12mmと17mmをダブルスパナで緩めておく
2: ホースを外して素早く栓をする(燃料漏れます)

3: ステーを固定している8mmを緩める(外す方が楽)
パイプ側よりホース側からの方が大量に漏れてきます

あとは外して新しいヒューエルアキュムレータを取り付けます

新旧比較 対策品? 大きさが違います

全長は同じですが容量?が違います 対策品なのでしょう
最後に確認してエンジンをかけます漏れがないかよ〜く確認します


最近(2014年10月)エンジンをかけて調子よく走りますが20分位経つと
停止後アクセルを踏んでも加速しませんまるでキャブがかぶっているようです

なんとか帰宅して調査のためエンジンをかけるといつものようにすぐかかります
ただしレーシング(空ぶかし)するとやはりかぶったように吹けません

崎山自動車サーヴィス社長に相談するとKEジェトロニクスで10万キロ以上なら
「フューエルアキュムレーター」を疑ってみて下さい とのことで今回交換しました

そういえばガソリンを入れる時いつもは燃料キャップを緩めると「プッシュ〜」と
音がしましたが今回はしませんでしたやはり「燃圧」が抜けていたのでしょうか


結果は追って報告します


―――――― 2014年11月1日 追記 ――――――

エンジン不調の原因は「ディストリビューターローターとキャップ」の腐食でしたが
フューエルアキュムレーター交換作業中に金属側を緩めた時、ガソリンが滲んで
きましたが正常ならこちら側には圧力が逃げないためガソリンは出てきません

やはり経年劣化で燃圧が保持できなくなったと思われます

フューエルアキュムレーターが駄目になると「 プレッシャーレギュレーター」も
遅かれ早かれ駄目になるとのことでよい機会なので思い切って交換しました




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