OEMの裏話

関係者からこんなメールがきました

車用、部品や製品の一般ユーザー向けに販売をやっているところでは

日本の自動車業界の部品メーカーが系列会社で囲い込まれていた
日本の歴史的な理由(よくバイクなどでは系列修理販売店では社外
部品を使っていると修理も受け付けないなどの囲い込みがあった)

上も関係するのだけど純正品と社外品では、社外品の聞こえが悪い
ため(早い話がユーザーをごまかしている)

で、社外品をOEMなどというわけのわからんこと言っているだけです

これは日本の自動車部品のユーザー販売業界だけの、極端にローカル
なごまかしの言葉使い方だけして一般的ではないです。

百歩譲ってOEM品を解釈すると、OEM部品供給をしている会社が
供給している社外品なので信用おけるし「ほぼ」同じ物のはずだから
OEM品と呼ぼう(その方が少しは金取れるし)ぐらいの考えです

作っているところは同じだ〜〜〜、という考え方ですかな。
ではまったく同じ品かというと・・・ いろいろ考えられるので・・・


いうようなことです 解釈はご自由に(^^;

実際 純正品を納品している会社(ですから本当は社外品ですね)
は幾多のテスト・計測をしてこれに合格したのを納品し、純正マーク
を付けるが、わずかな差でロット不良品になったものなどは社外品と
して売り出されるという話も聞きました(勿論安全性などは合格しています)

大事なのはBENZのOEMだから といって盲目的に信用するのは
どうかな?と思うんです
逆に言えば、ベンツマークが付いていなくても同じく機能するのなら
安い方がいいや という考えもあります
この辺は本当にアメリカ人は上手です DIYの国ですからね
昔のアメリカTVドラマでも農家の人が大きなトラクター修理していたりして
こういう国とじゃあ戦争負ける訳だ なんて納得したりして(笑)

一方日本ではSUZUKI(バイク)の社外品だからといって大事な部分
の部品(例えばエンジン関係)を渡されたら「やはりそこは純正使うよ」
と答える人結構いると思います。コスワース製なら断りませんけどね

そこで思い出すのが昔 サニー(B110)のスピードメーターケーブル
頼んだら社外品持ってきました 「純正品じゃないの?」と聞いたら
「純正品は高い これで充分」と言われ「純正品は10万キロ持つけど
その車そこまで走らないでしょう」と言われました(笑)
本当は社外品の方が仕入れが安く安く売っても純益が大きいので
しょうが(笑)これでも正直な問屋さんならではです

変な修理工場だとメーターケーブル交換 部品代は純正値段
物は社外品、工賃プラスでいくらいくら となります 実際昔はそうでした
素人が修理するなんて珍しかったですから

ここ近年変わってきました そうインターネットが広まってからです
純正品買うのはバカらしい同じ性能で安いものあるならそっちの方が良い
当たり前ですね(^^) 特にBENZものは輸入すれば半額ぐらいで買える
しかもOEM(ウムまた難しくなってきた)ならもっと安くなる じゃあ皆で
輸入しましょう となってきたんです
なんにしても

上手く使い分けるのが一番でしょう



も     ほ     す