W124レベ付きリヤダンパー交換

TE320(ワゴン)レベ付きリヤダンパー交換をしましたその報告です

珍しいスポーツライン用リヤダンパーを交換するのでお手伝いをしました

内張りを取り出す ダンパーの頭

内張りを剥がします ワゴンはセダンと違って大変です
無事ダンパーの頭にアクセスできました

ザックススポーツライン ザックスノーマル

これがスポーツライン用ダンパーです 見たところ分かりません

とても高価なワゴン用スポーツラインレベ付きダンパーです
レベ付きのダンパーはオイルが入ってないとスカスカです

レベライザー 垂れてきたオイル

見にくいですがこれが「レベライザーの本体」ですデフの右に付いてます

上のバルブをゆるめます「上8mm」「下7mm」とまた変則的なナットです
メガネだとホースが邪魔して入りませんので「スパナ」でなめないよう注意

(注意):
本当はこの時点で油圧を抜いておかなければいけなかったのですが
そのままやってしまいましたで結果オイルがジュ〜と出てきました(^^;

バケツで受けます圧が抜けるまで垂れます今回は大体1Lぐらいでした
(圧が抜ければダンパー勝手に落ちてきます)
いつも硬いダンパーで苦労している自分には拍子抜けするぐらい簡単でした

油圧ホース ホース上側拡大写真

ダンパー交換はこの油圧ホースを外して新しいダンパーと取り替えるだけです

ところがそれほど簡単ではありません

ブレーキホースと同じように外すのは下側(ダブル)から
取り付けは上側(本体側)からです
また上側のホースを外すには車体に付けたままの方が楽です


下側の(19mm−17mm)ダブルをオープンレンチで外します
上側はバールを引っ掛けて17mmのオープンレンチで外します

反対側(右側)はバールが引っかからないので(回転方向が逆)一度抜いて
左側に嵌めてから抜きました  (車体に付けたままだともっと簡単です)

ダンパーの取り外し取り付けは普通のダンパーと同じです
カバー外して17mmのボルト&ナット外してですぐ取れます


さて取り付けです

新品ダンパーにホースを取り付けます(上側)締め付けトルクは20Nm
この状態で「新品ダンパー」を取り付けます(仮り止めです)
油圧ホースを曲げて下側の19−17mmを締めて終了です

ダンパーと油圧ホース上側 車体側パイプと油圧ホース下側

あとはダンパーの上側取り付けナット (締め付けトルクは25Nm)
下側取り付けボルト&ナット (締め付けトルクは60Nm) を増す締めし

漏れた分のオイルを足して(エンジンルームにタンクがあります)
エンジンをかけて「レベ調整」(後で説明します)して終了です


トラブル編を追加します(^^)

車体側にホースを取り付けます アレレレ曲がりが逆でそこまで行きません
エイヤッと曲げますがホースが変形してますあと半回転すれば入るのですが

そこでまたバールを引っ掛けて二人掛りでチカラ任せに回します
もう少しもう少し・・・・・・・・ん???急に軽くなった!!アレッアレ???

油圧ホース ホース上側拡大写真

古いホースはこのように固くなっています 残骸(^^;
そうネジ切ってしまいました(泣)幸いなことに切れたネジ部分すぐとれました

ということで「リヤダンパー油圧ホース」(7千8百円当時)
新品にしましょう(古いホースは癖が付いて曲がっています)

ヘインズマニュアルにはホースは必ず新品を使いましょうとあります


レベ調整

デフの右側にあるリンケージのネジを・ダブルナットの両端をゆるめて外して
レベライザーに付いているバーを上下して高さを調整し正しい位置になったら
バーセンターのピンを刺して動かないようにして最後にセンターの8mmの
ネジで長さを調整しますこれで元に戻します

リフトで持ち上げてやるのが一番簡単ですが、普通ジャッキアップして
ネジを外してから一旦降ろし、潜りこんでレバーを調整しピンを打って
車高が適正になったのを確めて再度ジャッキアップして元に戻します

ということです ありがとうございます


次はダンパーとセットでしたい

「スプリング交換」 方法です




も    ほ    す