W124(300E−24)クーラント交換
注文した部品が来ましたので早速整備開始です
アッパー・ロアホース・サーモスタット・クーラントなど
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アッパーロアホース他 |
クーラントを抜く |
まずジャッキアップしてクーラント抜きます
ある程度抜けたらホース外してからサーモスタット外します
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サーモスタット |
新旧比較 |
前期型のサーモスタットカバーです もっと前のはプラスティック製です
新旧サーモスタット比較見た目ではわかりません定期的に交換をします
サーモスタット交換方法
13mmネジ3本外すとサーモスタットカバーが取れます
サーモスタットを取る時に向きを忘れないようにして下さい
(ポッチの穴が開いてますオーリングは上側にセットします)
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コンタクトZ |
水温センサー |
水温センサー端子「コンタクトZ」を塗ります
「コンタクトZのお話し」はこちらで
新品のアッパーホース・ロアホースをはめます(新品は弾力が違います)
カシメ部分にきちんとフィットしますクランプは7mmのドライバーを使います
(写真では『トヨタ製ホースバンド』を使っています)
最後にクーラントの補充です
サブタンクにクーラント充満させてエンジンをかけます
頭のネジ12mmをゆるめると泡と共にエアが抜けます
新しいW124のサーモスタットは頭にネジが付いていないので
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LLCをサブタンクから注入、入りきれなくなったらエンジン始動
(ウォーターポンプ始動により循環)
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LLCが循環して減ってきたら補充
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エンジン温度上昇に伴いLLC膨張でオーバーフローし始めます
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キャップを閉める
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サーモスタットが開き完全循環(エアーも一緒に回されます)
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水温計に注意。異常がなければ走行
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ヒートはHOTでウォータージャケット内完全に循環させます
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今度は車を止めエンジンSTOP。完全に冷やす
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温度低下によりLLCの収縮
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サブタンクのクーラントレベルが下がるので規定量に補充
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普通ならこれでめでたしめでたしになるのですがまたもやお約束のトラブル編です
一晩経ってアンダーカバー外して見てみたらなんとオイル漏れしています
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オイル汚れ |
オイル漏れ |
この滲みはしかたがない?(かな) 問題はこの部分の染みです
ガスケット抜けです?!
とりあえずオイル足して走りますがそのうちヘッドガスケット編やるのは確実です
300E−24は遅かれ早かれヘッドガスケット交換はしなくてはいけないそうです
腰下は300Eと同じOHCのブロックで上に重たいDOHCのブロックを
載せているのでパッキン早く痛みますオイル漏れはお約束だそうです
なんかお約束が多いエンジンですね(^^;
とりあえず11月車検の時に考えるつもりです(30万円コースどうしよう)
それまでのつなぎで『禁断のオイルシール剤』挿入しました
「中古外車業御用達のシール剤注入編」