W124(300E−24)ラジエーターの外し方
割れてしまったものは応急処理をしても駄目だ!ということになり修理に出しました
前から気になっていた「高原ラヂエター商会」さんに相談しました
『AUTO・maintenance2号』に紹介されていたラジエーター屋さん
1個1個手作りで対処してくれる名人東京都中野区弥生町に工場がある
こういう処に持ち込むには最低限自分でできるところは自分でします
まず
『ラジエーターの取り外し』 からです
LLCを抜きます 下の赤いコックを回すと水が出てきます
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ホースとバケツ |
ラジエータードレンプラグ |
ただしこのクランプから出てくる訳ではありません
これは単なる栓で水が出てくる所はその上の穴からです
2:その間にラジエーターシシュラウドを外します
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右上のクリップ |
左下のクリップ |
内側の丸いシュラウドを回して外しますこれは遊ばしておきます(外れません)
シュラウドは2箇所金属の爪がありますこれをドライバーで引っ掛けて外します
3:LLCが大体抜けたところでホースを外します
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シュラウド |
ホースクランプ |
羽は取らなくても作業はできます取った方が作業は楽になります
ホースクランプです差し込んでクルッと回すとホースが楽に外れます
4:ATクーラーホース上下を外します
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シュラウド |
ホースクランプ |
ホースを痛めないためにもできればホースの19mmだけでなく
本体の24mmにもスパナを掛けてダブルで外したいものです
ATホースと目止め
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ATホース |
目止め |
ラジエーターからATホースを外します(本体から外す必要はありません)
下側を外すとジワッとATFの赤い液が漏れてきます目止めをします
5:ATホースを外すとあとは持ち上げれば外れます
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ラジエーターと外した部品 |
空っぽ |
クーラーコンデンサーを傷付けないように慎重に持ち上げます
アッパー・ロアホース他ゴムブッシュなど外した部品とラジエーター
これだけでラジエーター外れます
目詰まりでお困りな方はこの状態で洗浄または逆さ洗いなんぞいかでしょう
あなたのW124は、これからの暑い夏乗り切れますか?
*高原さんに聞いたところ*
修理に持って来るベンツの8割方はラジエーターが詰まっているそうです
ですから割れた所の修理だけでなくオーバーホールも必ずやるそうです
あとは外したラジエーター傷付かないようにして持って行きます
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クーラーコンデンサー |
欠けたアッパー付け根 |
ちょうど在庫のあったラジエーター並べさせてもらいました
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新旧比較 |
付け根の金属補強 |
これが「対策品」いうやつですでも普通はどっちを使っているか分かりません
クーラントを交換した時にでも確認してみましょう(もう対策品しかないかな)
2012年追加:
区画整理で「方南通り」も模様代わりをしてまして高原さんも引越ししたようです
また一人「職人さん」がいなくなったようで寂しいかぎりです
修理が終わって引き取ってきました今度は
『3:ラジエーター取付け編』 です