W124 点火プラグの交換
300E−24(M104エンジン)の場合
エンジンのフロントカバーを外します
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直六気筒DOHC M104エンジン |
フロントカバーの爪 |
W124 300E−24は直六気筒 DOHC 2966cc KEジェトロニック
点火プラグは黒いカバーの下にあります まずフロントカバーを取ります
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フロントカバー |
ディスビ |
左右の爪を広げるとカバーが取れます上にずらすのがポイントです
KEジェトロニックですのでディスビがあります
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ヘッドカバーのネジ |
5本目最後のネジ |
これでヘッドカバーを外すとプラグコードが見えます
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プラグコード |
なんとく整列している |
M104エンジンはコードにサプレッサー(抵抗)が付いています
エンジンの奥にプラグがありますまだ見えません
プラグ抜きです(コーケンを愛用しています)
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Kokenプラグ抜き |
ラチェットとエクステンションバー |
コーケンのプラグ抜きサイズは頭が5/8インチ(15.875mm)です
BETAのラチェットレンチとバー 細かい作業は3/8インチを使います
プラグコードを抜くには
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リムーバー |
サープレッサー |
コード抜きですが有名なHAZETではありません アストロの安物ですが便利です
なかなか手では外れてくれませんこういう工具を使いますコードに傷を付けません
手でやっても良いですがペンチなどは使わない方がよいでしょう
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サープレッサー |
エクステンションバー |
ラチェットはエクステンションバーを付けて使います こんなに深いです
綺麗に焼けてますかオイルが付着してませんか
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約1万キロ使用 |
BOSCH FR8DC+ |
サープレーサー(プラグを差し込む金具)も掃除してバネの具合を確認します
抵抗が入っているので乱暴に扱わないようにして下さい
取り付け手順です
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エクステンションバー |
プリセット式トルクレンチ |
DOHCエンジンのプラグは奥深く入ってますので延長バーが必要です
上から真っ直ぐに回します噛まないよう最初は手で入れていきます
取り付け作業
プラグレンチに差し込んで装着しますが
1:
電極の開放している向きにレンチに印を付けます
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2:
プラグをネジ込むときはかじらないように確実に入れます
(ヘインズマニュアルですと柔らかいホースをレンチの頭に差して
プラグを差して取り付けとありますこれなら無理な力が入りません)
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3:
差しこんでさっきの印が付いた方向(電極の開放している向き)が
インテーク側から流れる方向から90度に向くプラグを選ぶ
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4:
方向が駄目だったプラグは次の穴に入れてみると上手くいく
場合があるので何本かで試してみる
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5:
本当は同じトルクで締めるべきですが多少加減をしてなんとか収めます
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なぜこんな面倒なことするのかというと混合ガスが燃焼室で燃焼する時の
安定度が増す特にアイドル回転数などの極薄時は効果が大きいだそうです
実際にやった感想は
「こちらで」 どうぞ
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プラグの向きを揃えるシルシ |
プラグの向きを揃える |
プラグの締めつけトルクOHC15Nm DOHC25Nm
トルクレンチが無い場合
新品プラグの場合:1/2回転(180度)
再使用プラグ場合:1/12回転(30度)
次はE320などの「M1049エンジン」です
「M1049エンジンのプラグ交換」