W124 ATケーブルの調整方法

正式名称(ヘインズ)では「コントロールプレッシャーケーブル」です

長いのでこれからは 「ATワイヤー」とします

W124 260E W124 300E−24

左:W124の260E6気筒エンジンです
右:300E−24  DOHCエンジンです


ヘインズからの引用です「6気筒SOHCエンジン」の場合

A: スロットルリンケージのボールジョイントからケーブルを外す
B: 若干の抵抗を感じるまでケーブルを前方に引っ張る
C: 抵抗を感じた位置で、ケーブルの先端をスロットルリンケージの
  ボールジョイントに取り付けることができれば正常である
  短かったり長かったりした場合は回して調整すること



「6気筒DOHCエンジン」の場合

A: スロットルペダルを放した状態で、スロットルリンケージの
 ポインターが矢印に来ていることを確認する(調整すること)

とありますが経験から言えば

A: 1回転ゆるめるとシフトアップしにくくなり
B:1回転締めこむと機敏に反応するようになる


必ずプラスティックのネジに印を付けて元に戻せるようにして下さい

93年式320Eの写真です 上から見えます

W124 E320 拡大写真

93年式以降のモトロニック車はこのようになっています
見えますので調整は簡単です


スロットルケーブルの調整

ヘインズですとなにやら小難しいことが書いてありますが
経験では 「少し遊びがあるぐらいに調整する」でしょうか

フルスロットル(キックダウンスイッチに触る程度)の時に金具の一番奥
(フルスロットルストッパーとあります)に当る位置で一番反応が良いです

(反応が早過ぎると思えばもう少しゆるくすればよいと思います)

アクセルワイヤーの固定ブロックです(対策品)

W201 190E W124 300E−24

これが壊れるとアクセルが反応無くなります(吹けない)
たったの50円の部品ですけど重要です対策品に交換しましょう

この部品は「リコール」でディラーで対策品に交換されています


次は点火系の交換編です まずは 

「点火プラグの交換」




ば    ほ    ね