デフオイル交換
マニュアルには2万キロで交換とありますが普通そんなにはやりません
しかし5万キロ無交換ではいけません
色々なデフオイルがあります
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モチュールギヤオイル |
非ニュートン流体オイル |
ノンスリが入っていなければ普通のデフ(ギヤ)オイル70W90で構いません
左側が愛用している「MOTUL GEAR300 75W90」です1.3L使います
デフオイルの入り口は横なので写真のような「入れる物」が必要です
14mmヘックス(六角)と硬いのでエクステンションバーが必要です
さて作業開始です
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リヤをジャッキアップ |
デフのボルト下側 |
写真は「右側」ですが「左側」にも同じボルトが少し高い位置にあります
その高さの違い分オイルが入ります「1.3L」ぐらいです
(ヘインズによりますとOHCは1.1LでDOHCは1.3Lだそうです)
穴の大きさは「14mmのヘキサゴン(六角)」です
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14mmヘックスビット |
デフボルト上下 |
これが「抜けたボルト」頭はありませんが締めれば止まります
ボルトは上下の区別はないと思いますが一応分けて置いてあります
マフラーが邪魔ですので「エクステンションバー」を使います
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14mmヘックスビット |
右側(下側)から抜ける |
高い方(左側)が緩むことを確認してから右側(低い方)を外します
必ず左側がゆるむことが前提です 駄目ならあきらめて下さい
左側はマフラーパイプがあって適度なエクステンションバーがないと無理です
デフオイル抜くと黒い臭いものが出てきます
(3万キロのものと5万キロのものでははっきり違います)
デフオイルが抜けたら忘れずに低い方(右側)を締めます
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プリセット式トルクレンチ |
抜けたデフオイルと道具 |
抜けたらドレンボルトを取り付けて
「50Nm」「トルクレンチ」で締めましょう
確実です(手でやると普通締め過ぎます抜く時大変です)
抜いたら今度は入れます 高い方(左側)からです
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オイルサクションガン |
オイラーの注入器 |
本格的なデフオイル注入器(オイルサクションガン)です
こんなオイラーの先を切った容器でも入れられます(苦労しますが)
右側と違って左側(高い方)はマフラーパイプが邪魔になって入れにくです
オイラーみたいな軟弱なものの方が隙間に入れられ入れやすい?です
デフオイルは大変硬いので冬はお湯で温めてから入れましょう
一応OHCで1.1L DOHCで1.3Lだそうですけど入れていて
あふれてきたら規定量で終了です
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15cmのエクステンションバー |
マフラーパイプより長く |
プリセット式トルクレンチにもエクステンションバーが必要になります
改めて「デフオイル交換」するときの注意
必ず上側のボルトがゆるむことを確認してから抜くこと!
抜いたあと上側のボルト(ベンツは左側)がゆるまない(泣)
といっても本当のあとの祭りです
実際交換しましたが(モチュールオイル)大変ショックが軽減しました
見落としがちですがデフオイルも結構劣化していきます
普通1L缶(ビニール缶)で売ってますが使うのは1.3Lぐらいです
3人集めて4L買うのが経済的ですね(^^)
次はいよいよ問題のATについてのお話です
「W124のATF交換」