バキュームレギュレーターの故障

マフラー排気口より白煙がでて、ATFが減るんです

エンジン負圧を油圧に変更しているバキュームレギュレーターという部品内部の
ダイヤフラム(ゴム製の膜)が破れ、その穴よりATFがホースを通じて
インテークマニホールドからエンジン燃焼室に入り燃えてマフラーから白煙がでる

修理: バキュームレギュレーター交換、 調整をして終了
工賃:部品の交換ATF交換を含めて5万円〜6万円ぐらい


なんかATの調子が悪いと思っていました2ndから3rdのシフトアップ時に
引っかかります 温まると普通にシフトアップします???

家に帰ってATFのレベルを見ますと先っぽにちょっとしか付きません(^^;
いきつけの主治医のところへ持っていきます

「2L入りました 下回り見たけど漏れている所はないですね
とりあえず補充しましたので様子をみてみましょう」

「そういえば前に高速で全開したときに煙が出たんですよね
エンジンかと思ってオイル見たけど異常はなかったんだけど」

「まあ様子見ておかしかったら来てください」
点検+オイル代で5千円おいて帰ってきました

その後はATFが足りているのでATの調子は良かったです

1ヶ月後ATF点検してみました 足りない! 買ってきた1L缶で補充しました
適量まで600cc走った距離600km  なんということだ〜


前から興味があった「ガレージ大地」さんです
今回は他にも相談したいことがあったので持ち込んでみました

ガレージ大地

「ガレージ大地」 さんのホームページです
河合さんと息子さんです雑誌なのでもよく紹介されてます

詳しくはこちら 「話のコラム」 オールドベンツのカリスマ
「ガレージ大地さん探訪編」 をどうぞ


バキュームレギュレーターがATFを吸う

BENZの機械式4速ATはエンジン負荷の検出にエンジンのインテークマニホールド
より発生する負圧とアクセル開度と連動するワイヤーを利用しそれを油圧に変換して
状況に応じた変速を行っている

場所はここです

バキューム ホース

左側の写真頭が見えますが取り出すのは大変だそうです(自分ではやっていません)
エンジン側にいっているバキュームホースです 普通エアだけですから白いはずです

今回のようにATF吸うと赤くなるそうです そうなったら即、交換です

本体はこんな物です  こっちはピストン部分です

本体 レギュレーターゴム側

反対側がゴムの膜になっていて調整用のツマミがあります
(無接点とクリック式があります)

エンジン側に行っているホースがATFを吸い上げてしまいエンジンにATFが
混じって燃えます またエア漏れをしているとAT側のバルブで正常な動作ができず
シフトタイミングが狂うときもあります(まったくその通りになっていましたね)

今回はガレージ大地さんに頼んだので詳しいことが分からずよく書けません
とりあえず調べたことだけ書きました

ワコーズATF パッキン+フィルター

修理費:

ATF交換(ワコーズデキシロンIII) フィルター&パッキン交換(純正品)
バキュームレギュレーター交換&取付け&調整

ATワイヤー・アクセルワイヤー調整(これが本当の目的だったのですが)

以上で5万2千円でした 納得のお値段です(と思います)


バキュームレギュレーター調整について:MBNet掲示板より

ATの左側面の中ほどに、エンジンから来ているバキュームホースが繋がって
いる処がありその傍にある12パイmmぐらいのゴムのキャップを取り出すと
中に小さなT字型のレンチが入っています

これはノッチに引っかかっているので、少し手前に引いて (完全に抜くこともできます)
左に回すとライン圧が低下します(シフトタイミングが変わります)

3ノッチ分(確か1/2回転ぐらい)でもかなりフィーリングが変わります

とありました詳しい説明ありがとうございます


次は過去の思いで

「AT仙人訪問記」 をどうぞ




ば    ほ    ね