ロアアームブシュ取り付け偏 その2
上げる時にずれてしまう、という問題は、真中にジャッキを掛けるのではなく
小型ジャッキをアームの前後別に掛けて上げていくという方法で解決しました
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ジャッキアップ |
位置決め |
少しづつ上げていきます 前後とも気を付けて掛け声だしてやります
4人がかりです前側・後側と少しづつ上げていきます
1度上げ過ぎるとジャッキ下げても落ちません
最後はプラスティックハンマーで叩いて位置決めします
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前から見ると |
後ろから見ると |
無事ボルトとナット(新しい物)が入りました
(ボルトの位置に注意:→ ←:に差し込みます)
しかしここで安心してはいけません 最初に印を付けた位置にボルトの頭を合わせます
(前から見た写真参照)
仮り止めをしてからボルトの位置を合わせますと面白いようにロアアームが動きます
*これがアライメントの調整方法です。後ほど詳しく話します*
外していたスタビブッシュと金具を取り付けます(やはり外した方がよいです)
最後に外していたスプリングを取り付けます(こんなのは慣れたもんです)
指定の締め付けトルク(125Nm)で締めて終了です
*ヘインズマニュアルからの引用です*
タイヤを取り付けてから車を地面に降ろして車を揺らしロアアーム
ピポットボルトの偏心ワッシャ―がずれていないことを確認する
両方のピポットボルトのナットを規定トルクで締め付ける
取り付け後はできるだけ早い時期に専門の修理工場で
アライメント点検を受けることを勧める とあります
とりあえず試運転をしてもらいました
結果:若干ステアリングが左に取られるようになったとのことです
最後の1個取り付け位置が分からなくなったのが原因のようです
偏心ナットの位置をずらしてみます
最後のボルト外す時に見忘れました跡をみても180度動かすと同じ位置に
なってしまいますのでくれぐれも忘れないようにして下さい
ジャッキアップをして偏心ボルトを180度回しますこれでも跡がピッタシ
合います(どっちが正解なんだろう) もう一度走ってもらいます
結果:かなり良くなったとのことです
ブッシュ落ち着いたらアライメント点検受けるそうです
以上で終了です
初めての作業でしたがブッシュ圧入するのに苦労するかな程度でした
(ボルトの位置決めは1度分かれば簡単です)
確かにこれはロアアーム外して作業した方が簡単だと思います
(ついでにボールジョイントの点検・交換もできます)
90年300Eの例ですが参考にして下さい
124−330−3007 TRANSVERS CONTROL ARM BOTTOM LEFT
53300円
124−330−3107 TRANSVERS CONTROL ARM BOTTOM RIGHT
53300円
124−330−0575 REPAIR KIT LOWER CONTOL ARMtoFRAME
17000円
124−333−0327 JOINT 4740円×2
201−330−0085 REPEAKIT JOINT BOOT
1240円×2
注:これはあくまで参考資料です 車台番号によって微妙に違ってきます
価格も98年当時ですから今では2割増しぐらいです
なお300E−24はボールジョイントだけの部品は出ていなくて
ロアアームアッセンブリーでの注文らしいです
使用した工具
*ジャッキ(小さなジャッキ2〜3個も必要です)
*ウマ×2個
*スプリングコンプレッサー(これが無いとSP外せません)
*22mmのメガネとディープソケット&コマ
*ロングアーム(22mm緩めるのに相当なチカラが要ります)
*ソケットレンチ&13mmのメガネ・コマ(スタビ外す時に)
*タガネか貫通マイナスドライバー(チカラ一杯叩きますので)
*プラスティックハンマー・かなづち(使いわけて下さい)
*プリセットトルクレンチ(125Nmは手では分かりません)
*ラバーグリス・グリス・CRC など
*一番大事な人手(笑) 一人では辛いでしょう
2〜3人いれば助かります
ヘインズマニュアルではスパナマーク三つです
ダンパー交換・スプリング交換ぐらいの作業です
構造上ブッシュはゴムのねじれだけで制御しているようです
(中のアルミの棒・ステーの金具の錆び具合などで)
やはり古くなってくるとゴムの戻りが悪くなってロアアームの動きに
影響してくるとは思います
ロアアーム根元のジョイントブーツ破けているとグリスがでてきて悪影響があります
最悪の場合外れてしまうこともあるそうです ここは注意して見ていましょう
四輪アライメントについて
別のコラムで図解入りで説明しますので、こちらでは簡単に
W124の場合フロント側で調整できる場所は2ヶ所です
タイロッドでトーの調整
ロアアーム側はキャスターとキャンパーの調整ができます
*トー
車を真上から見た時に、タイヤの前方が内側に向いているか
外側を向いているか、といった角度
スキーでいうボーゲン状態
*キャスター
車を横から見た時に、アッパーアームから地面に対して垂直に引いた
線とアッパーアームとロアアームを結んだ線とで構成される角度
オートバイのフロントフォークの角度
*キャンパ
車を前方から見た時に、地面から垂直に引いた線と
タイヤの傾きとで構成される角度
俗に言う「ハの字」鬼キャンが有名
次は
「タイロッドエンド交換」 方法です