W124ブレーキパッドの交換(金具付き)

最高速号(300E−24)やE320などの4ポッドキャリパーに使われてます

キャリパーの裏側を見ると上下にピンの頭が見えます
板バネをはさんでキャリパーの上下にピンが刺さっています

白い線はセンサーです 向きを覚えておきましょう

フロントキャリパー ブレーキセンサー

ブレーキ警告灯センサーは点灯させなければ再使用できます
プレートを外すのに邪魔にならない位置に退避させます

バックプレートを外します

キャリパーピン プライヤーで外す

このピンをプラスドライバーか尖ったものでたたいて抜きます
頭が凹むぐらいでお尻を引っ張れば抜けます

上のピンを抜くと板バネが外れます(これでパッドを押さえつけています)
今度は下のピンを抜きます 要領は同じです

これでピストンを広げればパッドが抜けます

キャリパープーラー ピストンを押す

最初はパッドに引っ掛けて広げますパッドが抜けたらピストンを広げます

注意
キャリパープーラー ブレーキタンク

その時に注意するのはピストンを広げるとブレーキオイルが戻されます
タンクの中にオイルがいっぱいだとブレーキオイルがあふれてきます

新品の加工
面取り バックプレート

新品のパッドは角を面取りします(角をヤスリで削れば大丈夫です)
バックプレートはこのような「スレッドコンパウンド」で密着します

新しいパッドは厚いのでキャリパープーラでもう少し隙間を広げます
パッドを入れたら金具をセットしてピンを入れます
(下のピンを入れて金具をセットして上のピンを入れます)

300E−24のフロント4ポッドキャリパーです
センサーを収める 終了

ピンはお尻の部分が広がっていますので頭の部分が少し出たところで止まります
最後に向きに注意してセンサーの線を入れます

以上でタイヤをはめ、ジャッキを降ろせば終了です

鳴き止めのブレーキグリスや面取りは個人の判断でお願いします
やり方はこちら  「パッドの面取り方法」 をどうぞ


スリッドを入れるとパッドの減りが早いです ホイル掃除のときに実感します
以前よりもダストカスが多いです フロントホイルなどの汚れ方が早いです


さて次はその

「フロントローター交換」




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