W124羽付きブレーキパッドの交換

W124ブレーキパッドには型式によってバネ(蝶の羽根みたいのもの)が
付いているものと 付いていないものがあります



まず羽根付きの方からです

1:フロントをジャッキアップしてうまを掛けタイヤを外します

この金具を持ち上げてセンサー抜いておきます

センサー 警告灯センサー

パッド交換だけならキャリパー内側に付いている下側13mmのボルトを
緩めるだけです しかしここには内側に15mmのナットがあります

ダブルスパナ 13mm固定ボルト

ダブルナットの要領で内側のナットを止めながら外側のボルトを外します

ボルトを抜くとキャリパーが持ちあがります
ひもなどでダンパーにぶら下げて邪魔にならない所に移動しておきます

抜く 持ち上げる
(すみません写真をお借りしました)

パッド交換だけなら新しいパッドを組み込んで元に戻せば終了です
(キャリパーを戻す必要がありますが)


どうせならキャリパーを外して掃除をしながら組みましょう

新品の面取り キャリパープーラー

新品のパッドには鳴き止めを兼ねて面取りをします(ヤスリで角を削る)
ピストンを押し戻す「キャリパープーラー」(型押し用)です

キャリパープーラー 使い方(広げる)

キャリパーを止めているボルトは「19mm」です締め付けトルクは「110Nm」
固いですがこのボルトを抜けばキャリパーを外せます

そのままでは新品のパッドは入りませんので(ピストン間が狭い)
キャリパープーラーかウオーターポンププライヤーで押し広げます

キャリパーが押し戻されるとブレーキタンクのブレーキ液が増えます
溢れないよう注意して下さい終わったら必ずフレーキ液の量を確認します

プレート 完成

新しいパッドには 「プレート」 を付けてセットします
センサーの線を切らないようにセットしておきます

一度も使っていない(点灯させない)ければ再使用可能です

バネ付きのパッドだとキャリパーを下げると当って押し戻されるようになります
これで正常です 押し付けながらボルトを通して止めます

ボルトを締めて(13mmのメガネ+15mmのスパナ)終了
(締め付けトルクは35Nm)


次はもう少し新しい

「金具式パッドの交換」




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