W124サンルーフなしの天井張替え

悲劇はある日突然起きた天井が低い??(笑)

最高速号(91年11月登録)普段は屋根付き車庫に置いてあります
毛布に三重のボディカバー夏の暑い日には乗らないようにしていました

噂には聞いていましたがまさか自分のクルマが天井落ちになるとは・・・

天井落ち前側 天井落ち後ろ側

見事に落ちています(笑)真ん中が弛んでいるお陰で頭を引っ込めて運転できます
バックミラーでの後方視界はこんなもんです隙間からスポンジカスが落ちてきます

後方視界 スポンジカス

天井を張り替えます DIYでやるか内装屋さんのプロに任すか・・・
面白いショップを見つけました 『Kworx』 お手伝い制度とは?

基本料金「5万円」お手伝いをすれば日当「1万円」要するに「4万円」
生地はサンプルを送るのでその中から選ぶ5千円/m〜2万円/m
(2013年当時価格)

オプションで防音断熱材をインナーに取り付けることもできる など
場所は川崎市宮前区(緑が丘霊園の近くです)詳しくは 『こちら』


2013年10月13日晴天 頭を下げつつ246号線を走りほどなく到着

まずはスポンジが落ちないように回りをタッカーで止めます Bピラーを外します

Bピラーを外す 裏側のつめ

外し方は下の2本の+ビスを外し引っ張ります 裏側このつめで止まっています
「Bピラーの外し方 

Cピラーを外します
外れたCピラー 裏側のつめ

外し方は上2箇所を引っ張って外したら上に押しながら外します
「Cピラーの外し方 

リヤのルームランプを外します
リヤルームランプ 裏側のつめ

外し方は左に押すようにつめを外しますあとは引っ張り出します

アシストグリップを外します
アシストグリップ 前側と後ろ側では長さが違う

外し方はカバーをずらして8mmのボルト前後を外します
「アシストグリップの外し方 

前側はオーバーヘッドコンソール 後ろ側は二箇所のフックで止まっているだけです
後に引いてフックを外せばルーフライナーは外れます(落ちます)

オーバーヘッドコンソール・バックミラー・フロントシート・バックレスト・リヤシート
などは外さなくて大丈夫です


最高速号はサンルーフ無しですのでグニョと曲げて(曲げないと出せません)
リヤドアから取り出しました

ボコっと元に戻ります(ライナーが古くなっていて傷んでいると元に戻らないかもしれません)
完璧をきすにはリヤガラスを外して取り出します(勿論ワゴンはリヤゲートから出せます)

天井の生地を剥がします
ルーフライナー スポンジの粉

こんな具合に劣化しています作業中にこの粉が落ちないためのタッカー止めです

外した後の屋根 キレイです
前側 横から

ひたすらスポンジをこすり落とします使っているのは「亀の子たわし」です

落とす落とす落とす 完成キレイになったライナー

参考のためルーフライナーのサイズを計ります

横 112cm 縱 138cm

生地の大きさは横はプラス10cmぐらい縦はプラス40cmは必要だそうです
W124は生地の横は定格(152cm)なので縦方向170〜180cmの注文です

いよいよライナーと生地を接着します
ボンドGS1Z耐熱型 スプレーガン

Kワークスさん拘りの「ボンド木工用スプレータイプGS1Z」です
色々と実験した結果このボンドに落ち着いたそうです(安全の★4つです)

圧縮したスプレーガンで吹きます ここいらはDIYだとちと無理です

合体!
生地にスプレー ライナーと生地を接着する

ここからがプロの技 まず生地に接着剤を塗布します
丁寧に運んでライナーの上に乗せます 下の毛布に注目!

このGS1Zは二面に塗布されている場合のみ接着されます
ゆえに毛布の上に置いても接着はしません


位置決めの上面のみくっついて毛布をはがして接着していきます
このへんの力加減はプロの技です

丁寧に貼り付けていく 生地の伸び具合をみながら貼る

見ていても真剣さが伝わってきますこのへんは真似できません

縦横のカット
手の跡が付かないように裏返す サイドをカッターでカットする約5mm

生地に触らないよう気を付けて裏返しにします(手の跡が凹む)サイドをカットします
ここは折り返して中に入れてしまうので接着はしません 縦方向はやってもらいます


これで生地とライナーの合体(天井貼り付け)は終了です乾燥をまちます
その間にオプションの『防音断熱材』の貼り付けをします(これが楽しみです)


次は「防音断熱材の貼り付け」と「ライナーを中に入れる」「部品の取り付け」です

「天井貼り付け終了まで」




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