W124メーターパネルの外し方

車速パルスの取り出しや照明用のバルブ切れ警告灯の球切れなどに必要です

スピードメーターパネルの外し方です

メーターパネル 配線・ケーブル


まずこのような 「SST」 (特殊工具)を用意して下さい
吸盤で外す・スピーカー外して手を入れる方法ありますが
硬く締まっているとまず無理ですこの方法が一番確実です

メーター外し 使い方

純正もありますが高価ですので「アストロ製」を使っています
通販も可能です 丈夫な金具で自作する人もいます

奥まで入れて引く 浅いと滑ってしまう

隙間からフック縦にいれて「奥で横」にします 引っ掛けて手前に引き出します
簡単でしょう(^^)

が・が  まず1回では失敗します
それは写真2の時点で引っ掛かったと思い手前に引いてしまうためです

段差がありますのでしっかりと奥まで入れます一番奥は金具なので滑りません
本当は奥までの長さを覚えておくと分かりやすいのですが最初は分かりません

このぐらい引き出せば作業できます

引き出す 隙間

この時にメータケーブルをゆるめておくと手前に出しやすいです

フロアマットを剥がす スピードメーターケーブル

(このケーブルは最近(2015年)買い換えたもので旧型とは形が違います)
ダッシュ側に引っ張って遊びを多くしてあげるとパネルが外しやすくなります

隙間から手を入れてケーブルのネジを外します(初めての時は大変固いです)
ケーブルが外れたら次は各配線のソケットを外していきます

5個(+1個)のソケット スピードメーターパネル

抜けるソケットは5個(残りの1個はメーター側に付きます)

右側から「触媒異常温度警告灯」「ASD」「SRS(エアバッグ警告灯)」
「ABS警告灯」「電球切れ警告灯」「ウオッシャー液残量警告灯」

(番号を描いておけば取り付けの時に迷いません)

丸型ソケット+4ピンソケット スピードメーターパネル

油圧計・水温計・燃料計側のソケット2個です

外気温度計の横長ソケット 時計・タコメーターのソケット


裏側の差し込み



メーターパネル裏側の図解です

裏側の差し込み


外したら取り付けです

押し込むときには四方均等に力をいれます固いのでコツがいります
凸状の板スプリングを乗り越えると嵌まりますので外す時に覚えます

ではなぜ最初から国産車のようにネジ止めにしていないのでしょう

多分キシミ音やガタを防ぐためでしょう

国産車が10年経つとそこいらからキシミ音がしだします(昔のは)
このような単純ですが凝った造りだとガタが出にくいんでしょう(^^)

これを見てもさすがベンツ(当時の) 「W124」だと思います


次はまずやらないとは思いますが

「エアコンセンター吹き出し口の外し方」




も    ほ    す